本日、ご利用を頂いていた方よりご意見を頂きました。内容としましては。。。
登園時に既にオムツが限界状態であり、破裂(尿を吸収したゼリー状のポリマーが出ている)していたり、便が漏れている状態での保育開始は対応出来ないという園のお願いに対し、ご納得出来ないとのことでした。
もちろん初回で注意をさせて頂いた訳ではなく、保護者の方には「漏れていたので気をつけて下さい」という内容で注意をさせて頂いたのが今日を含めて2回。「登園時に漏れてましたよ」という報告では10回以上はお伝えさせて頂いています。
園としましては登園時にオムツが濡れていない状況で来て欲しいと言っている訳ではなく、園に向かわれる前に交換して頂きたいとお願いしているだけです。出発前に交換をして頂ければ仮に通園中に便意があっても漏れる可能性は少なく、登園時に職員に申し出て頂ければオムツ交換をさせて頂きます。また、当園も各園児さんの降園時刻頃にはオムツを交換する様に注意をしていますし、稀に保護者様からのご指摘(便が出ている等)に対してはお詫びとオムツ交換をさせて頂いています。しかし職員から再三お伝えしても改善がみられない為、園長がお願いをしたところご納得が頂けなく憤慨されたご様子でした。
今回については前日夜の寝る前にオムツを替えて、今朝は替えるのを忘れてしまった為にオムツが破裂してしまっただけと言うのが保護者様の主張でした。しかし園長は職員より「ご家庭では園児さん自身でトイレにも行き、オムツも自分で替えていると保護者様から聞いています。」と報告を受けていましたので、不思議だなとは思いつつも「では、半日くらい前に替えたのが最後ですか?」と確認をすると「そうですね」と言われてしまいました。
そして保護者の方のお考えでは、当園はオムツ代等の雑費も保育料に含まれているのだから何も問題はないと言われるのです。確かに当園は月極保育や1日保育に関してはオムツ代等を含めた保育料を頂いております。ですが、これらは保育時間内についての話であり、保育時間外については各保護者様の監督責任であり、当園が関知及び対応すべきところではありません。
なかなかご納得頂けないので「今後は別途オムツ代を頂くことになる可能性がある」とお伝えしましたが、「じゃあ、お金を払えばいいですよね」と言われたので「では、次回からお願いします。」とお伝えしたら上記にある保育料に含まれているのにおかしいという持論を展開されました。
当園の思いとして、頂いている保育料の中で出来得る最大限のサービス(対応)を園児さん達にご提供をしたいという気持ちで職員一同が接しています。しかし、今回の保護者様からのご意見の中には「こっちが頼んだ訳じゃない。そっちが勝手にやっているだけ」等もあり、保育の根幹を否定される様な内容に職員も強い動揺を覚えています。
保育に関しましては多くの方の深いご理解とご協力により継続をすることが出来ています。ただ、一部の方には当園の保育内容にご理解を頂けず、保護者様のご意見を強要されたりして無理難題を言われる方もいます。園といたしましては、対応出来ないことはお断りさせて頂く場合もありますが、それにより誹謗中傷を受けることも多々あります。
よく保護者様から「先生達はベテランだから」と頼って頂くことも多いのですが、確かに複数の園児さんと一緒に過ごしたり、保育を通してお子様の成長を確認したりすることは多くの経験をさせて頂いていると思ってます。しかし、初回や数回のご利用の園児さんについてはまったくの素人です。取り敢えず怪我をしない様にすることで精一杯です。多くのお子様と過ごしてきたから人見知りされない訳ではないですし、保護者様が不在の中でお子様が不安にならない訳でもありません。お子様と職員の間に信頼関係を構築するには一定の時間が必要となります。この一定の時間は個人差により多少の変動はありますが、どうやっても0にはならないものです。
乳児では抱かれ心地や母乳と調乳や哺乳瓶の乳首によって泣かれることもあります。1歳〜2歳だと好奇心も旺盛ですが保護者様への執着心が強い時期なので人見知りや場所見知りによる不安感が出ることが多いです。3歳〜は言語による意思疎通も取れて遊びに夢中になったりして楽しく過ごしてもらえることも増えますが、食事時やお昼寝時には不安になってしまうお子様もいます。多くのお子様のお世話をさせて頂いてきましたが全てのお子様に個性がありコミュニケーションの取り方が違い、求められる対応が違います。
保護者様にとって大切なお子様をお預かりして保育をさせて頂いています。我々、職員はお子様と同じ時間を過ごす中で少しづつ信頼を築き、愛情を注ぎながら保護者様に劣らないくらいの気持ちで接しています。全ての保護者様に満足して頂ける様な保育は非常に困難な道ではあると思いますが、職員一同努めてまいりますので、温かい気持ちで見守って頂けると幸いです。